
チョコレートの真実/キャロル・オフ
『世界で最も愛されるお菓子・チョコレート。その甘さの裏には、苦い真実がある。』
お菓子のチョコレートが甘いのは大量の砂糖が加えられているからで、原料であるカカオは苦いのです。
でもここで言う真実とは、カカオの生産現場で横行している子供の強制労働や奴隷労働によって、カカオの価格が不当に安く抑えられているという事実です。
そうした状況を改善するための解決策が「フェアトレード」だったはずです。
しかし、「フェアトレード」を謳った製品を扱っていた企業がいつの間にか大企業に身売りしていて、「フェアトレード」の定義を変えてまで、より安価に製品を市場に出そうとしています。
大国主導の解決策はいつもこういった欺瞞に満ち溢れています。
一次産品でしか経済が成り立たない途上国の利益を、先進国が「合法的に」搾取するという構図は、昔も今も、そしてこれからも続きそうです。

チョコレート工場の秘密 フィルム・ブック/ロアルド・ダール
- 2008/06/24(火) 23:59:59|
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