パプリカ/筒井康隆

パプリカ/筒井康隆
パプリカ/筒井康隆
パプリカ/筒井康隆

久しぶりに筒井康隆を読んでみました。

「断筆宣言」の前の作品です。

筒井康隆のドタバタ・スラップスティックSFはやっぱりおもしろいです。

「断筆宣言」解除以降の作品は読んでいなので挑戦してみようと思います。
  1. 2007/07/29(日) 23:59:59|
  2. SF・ファンタジー|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

ヒトはなぜペットを食べないか/山内昶

ヒトはなぜペットを食べないか/山内昶
ヒトはなぜペットを食べないか/山内昶
ヒトはなぜペットを食べないか/山内昶

刺激的なタイトルに引かれて読んでみました。
80歳に手が届こうという御大が何でこんなタイトルの本を出したのかちょっと不思議に思ったのですが、こういう刺激的なタイトルは大抵、出版社の人が考えるようです。
こんなタイトルにでもしなければとても売れそうにない内容だと思ったのかも知れませせん。

さすが学者らしく硬い文章なので読むのに時間がかかりました。
しかし次の文章を読んだときには笑いました。
「愛する人とベッドのなかで恍惚エクスタシスの絶頂にたっしたとき、思わず相手に噛みつき、食べてしまいたい、食べられてしまいたいと感じた体験をどなたもお持ちだろう。」
御大、だいじょうぶか?
  1. 2007/07/27(金) 23:59:59|
  2. 社会・政治・時事|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

ハリウッド脚本術 プロになるためのワークショップ101/ニール・D.ヒックス

ハリウッド脚本術 プロになるためのワークショップ101/ニール・D.ヒックス
ハリウッド脚本術 プロになるためのワークショップ101/ニール・D.ヒックス
ハリウッド脚本術 プロになるためのワークショップ101/ニール・D.ヒックス

内容はあくまでも「ハリウッド映画の脚本術」です。
ヨーロッパ映画やアジア映画を見下しているようにも感じます。

そして翻訳がよくありません。
原書の表現を想像しながら読んでいくことをお勧めします。
いっそのこと、原書を読んだほうが英語の勉強にもなって一石二鳥だと思います。

タイプの活字の件で「クーリエ」と対比させるなら「プロポーショナル」でしょう。
ところがこれを、「スペースを釣り合わせたタイプ」と訳していてはだめです。
ほかにも日本語になっていない文章がいくつかあって、せっかくの良書がだいなしです。
  1. 2007/07/25(水) 23:59:59|
  2. 文芸|
  3. トラックバック:1|
  4. コメント:0

『出口調査』

このブログの記事はほとんど本の紹介ですが、たまには日記でも書いてみましょう。

私は以前、マスコミの選挙関連の取材で非常に不快な思いをさせられたことがあるため、マスコミの選挙関連の報道には不信感がいっぱいあります。
今年の春の選挙の投票で、ある放送局が出口調査をやっていましたが、思わず蹴りを入れてやろうかと思ったほどです(嘘です)。
しかも、期日前投票にも出口調査が行われているようで、これは狙い打ちされているようなものですから、投票者は不愉快な思いをしているはずです。

不思議に思うのは、開票速報で開票率0%(それも投票締め切り後1分以内)で「当確」を出すマスコミの感覚です。
これは、開票前の出口調査などでかなり正確に得票率が予測できるからこそできることのようですが、ある意味、国民をバカにしていると思います。
そしてこれは、出口調査にバカ正直に答える国民がたくさんいるということでもあります。

そういうマスコミに対してこんなキャンペーンをやっている人もいます。
「出口調査は○○党に清き一票を」キャンペーン
出口調査への実際の影響は微々たるものだとは思いますが、問題提起にはなっていると思います。
まあ、出口調査ということだけですでに「汚い一票」ですけどね。

そんなわけで私は、今度の選挙の投票で出口調査をやっていたら、蹴りを入れるをぐっとこらえて、マスコミの事前の調査で「一番得票数の少ないと思われる政党」の名前を答えてあげようと思っています(本気です!)。
  1. 2007/07/23(月) 23:59:59|
  2. 日記|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

新聞社 破綻したビジネスモデル/河内孝

新聞社 破綻したビジネスモデル/河内孝
新聞社 破綻したビジネスモデル/河内孝
新聞社 破綻したビジネスモデル/河内孝

「新聞という産業は今、様々な危機に直面している。」
今頃になってこんなことを書いているようだからこそ新聞業界はだめなのです。
かなり以前から危ない状況が見えていたのに楽観的すぎたのです。

たとえば「押し紙」についていえば、何十年も前から販売正常化協議が「何回か試みたがすべて失敗した」状態になっていたのです。
それを今までずっと放っておいて、今頃になって「危機に直面」しているなどといっているのです。

旧態依然とした「社会の公器」としての新聞から、国民は離れていっています。
そして、新聞どころかテレビでさえもインターネットに飲み込まれようとしています。
どう転んでも新聞業界が「生き残る」必然性はありません。
  1. 2007/07/21(土) 23:59:59|
  2. 経済・ビジネス|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

パンツが見える。 羞恥心の現代史/井上章一

パンツが見える。 羞恥心の現代史/井上章一
パンツが見える。 羞恥心の現代史/井上章一
パンツが見える。 羞恥心の現代史/井上章一

この本の冒頭で「白木屋ズロース伝説」は捏造であるとしています。
あれが女性がパンツをはくようになったきっかけとなったと言い伝えられてきたのですが、実はそれはウソだったというのが興味深いです。

後半は、筆者の個人的な興味本位な文章です。
「パンツが見える。それを喜ぶのは男性で、見られて恥じらうのは女性。」
まさにこれは筆者の個人的な考えであり普遍的なものではありません。

「階段やエスカレータの下から覗きみる女性の下着は、男子の一生をかけるに値する。」
冗談にしか思えない文書ですが、多くの有名タレントや大学教授がパンチラのために人生を棒に振ってしまうのを見聞きすると、なんて男は単純な生き物だろうと思ってしまいます。
  1. 2007/07/19(木) 23:59:59|
  2. サブカルチャー|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

それってどうなの主義/斎藤美奈子

それってどうなの主義/斎藤美奈子
それってどうなの主義/斎藤美奈子
それってどうなの主義/斎藤美奈子

一、「それってどうなの」は違和感の表明である。
一、「それってどうなの」は頭を冷やす氷嚢である。
一、「それってどうなの」は暴走を止めるブレーキである。
一、「それってどうなの」は引き返す勇気である。
「それってどうなの主義」とは、何か変だなあと思ったときに、とりあえず「それってどうなの」とつぶやいてみる。ただそれだけの主義です。

あとがきもに書いてありますが、「ここ10年ほどあちこちの新聞や雑誌に書いたものをまとめた」本だそうです。
まあ前半は「斎藤節」がそれなりにおもしろいです。
しかし後半になると本のタイトルと内容が違ってきて、「これってそうなの?」と思わずつぶやきたくなります。
実は後半の文章の元は『新潟日報』の連載なのです。
つまり「それってどうなの主義」とは関係の無い文章なのです。
ちょっとだまされたような気分です。
  1. 2007/07/17(火) 23:59:59|
  2. エッセイ・対談|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

気になる部分/岸本佐知子

気になる部分/岸本佐知子
気になる部分/岸本佐知子
気になる部分/岸本佐知子

岸本佐知子さんはニコルソン・ベイカーの『中二階』を翻訳した人ですが、『中二階』の主人公よりもすごい想像力と妄想力があります。
しかもこれは小説ではなく本人のエッセイですからもっと強力です。

読みながら何度も爆笑しました。
スペースシャトルやリニアモーターカーは「本当はあれは根性とか念力とかで動いているのだ」と思っているそうです。
あと「B型特有の瞬発力」と「B型特有の冷めやすさ」も持ち合わせているそうです。
ヤマネという小動物を、あまりのかわいさに見ているとむらむらと踏みつぶしたくなるそうです。

「カダンAのCMソング」の話などは自分でも「あるある!」と思いますし、ロールシャッハ・テストの絵がどれも「骨盤」に見えるのもわかります。
でも、河童の「話」というか「妄想」はちょっとついていけないかもしれません。
  1. 2007/07/15(日) 23:59:59|
  2. エッセイ・対談|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

暗号の科学/熊谷直樹

暗号の科学/熊谷直樹
暗号の科学/熊谷直樹
暗号の科学/熊谷直樹

最初の「暗号の歴史」はなかなか面白かったのですが、「暗号の仕組み」やインターネットで暗号がどのように使われているかなどの話となると、数式がたくさん出てきてお手上げ状態でした。
  1. 2007/07/13(金) 23:59:59|
  2. 科学・技術|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

キミがこの本を買ったワケ/指南役

キミがこの本を買ったワケ/指南役
キミがこの本を買ったワケ/指南役
キミがこの本を買ったワケ/指南役

タイトルや表紙のイラストで内容が想像できてしまいます。
「CMプランナー」や「大学教授」などの話が紹介されていますが、著者独自の主張というものがありません。
いわゆる『あるあるネタ』を延々と繰り広げているだけです。
「魔法のベール」って何?
商品を買う理由をそんな安易な言葉で説明しちゃったらだめでしょ。

女性向け商品の開発と企業内女性プロジェクトの話がかなり問題です。
「社内の女性社員たちの中から低いハードルで選ばれた彼女たち」と、遠まわしどころか直接的に馬鹿にしています。
世の中に沢山ある企業内女性プロジェクトから名誉毀損で訴えられても仕方がないでしょう。

商品を買う理由のひとつに「エロ」をもってくるところが著者の品性の無さを現しています。
  1. 2007/07/11(水) 23:59:59|
  2. 経済・ビジネス|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0
次のページ