
All You Need Is Kill/桜坂洋
東浩紀氏の「
ゲーム的リアリズムの誕生」で紹介されていたので期待して読み始めたのですが、目次の前にいきなり「フローチャート」があって面食らいました。

この「フローチャート」に従って読め、という意味なのかと思ったらどうもちがうようです。
普通に最初から読み進んでいくと、物語がこの「フローチャート」のように繰り返されるということらしいのです。
しかし、私を含めて、この「フローチャート」が気になって物語に没頭できなかった人も多いと思います。
フローチャートでわかるように、いわゆる「ループもの」です。
ライトノベルではよくある設定のようで、普通のSFでは「
リプレイ」が似たような設定です。
ストーリーは確かに面白いのですが、残念ながらイラストがいまいちです。
特に主人公や相手の女性のルックスがこれではねぇ...。
ラストはちょっと切ないですが、それなりに楽しませていただきました。
- 2008/07/22(火) 23:59:59|
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2001年宇宙の旅/アーサー・C・クラーク
アーサー・C・クラークが亡くなりました。
90歳だったそうですが、もうそんな歳だったのかと今更ながらに驚いています。
私も、映画も小説も含めて『2001年宇宙の旅』からは大きく影響を受けました。
余談ですが、仏教徒でもないのに『享年90』と表現するのはおかしいそうです。
- 2008/03/19(水) 23:59:59|
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リプレイ/ケン・グリムウッド
いきなり43歳の主人公が心臓発作で死にます。
しかし、気がついたら18歳の自分に戻っているのです。
記憶は43歳のままで、また人生をやり直すことになります。
ギャンブルと株で大金持ちになりますが、43歳の同じ日にまた心臓発作で死ぬことになります。
そしてまた、18歳の自分に戻って「リプレイ」が始まるのです。
これだけでもなかなか面白いのですが、後半になると、同じように「リプレイ」を続ける仲間が現れてきて、話がだんだんややこしくなっていきます。
ラストはそれなりにどんでん返しがあって、ほろ苦い終わり方となります。
最後の短いエピローグは、この長い小説を読み終えた読者だけに分かる「止めの一発」です。
- 2008/03/17(月) 23:59:59|
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空の中/有川浩
とりあず面白かったです。
前半は意外な展開で読む時間が途切れるのが惜しかったぐらいです。
ただ後半はちょっとクドイというかベタというか、もうちょっとさらっとした展開を期待していました。
特に、恋愛感情の絡んだシーンははっきり言って読み飛ばしたかったです。
- 2007/10/13(土) 23:59:59|
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パプリカ/筒井康隆
久しぶりに筒井康隆を読んでみました。
「断筆宣言」の前の作品です。
筒井康隆のドタバタ・スラップスティックSFはやっぱりおもしろいです。
「断筆宣言」解除以降の作品は読んでいなので挑戦してみようと思います。
- 2007/07/29(日) 23:59:59|
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失われた町/三崎亜記
これは一応SFですよね。
いまさら三崎亜記の小説のジャンルにこだわるのも変ですけど。
「最後まで読んでも謎が明らかにならないミステリー」というところでしょうか。
SFならばその世界観とか設定とかを説明するくだりがあるものですが、この小説では「なぜ町が消滅するのか」とか「なぜ30年ごとなのか」とかいう疑問に答えるような説明はまったくありません。
謎が謎のままで終わるという「設定」で書かれた小説といえばいいのでしょうか。
一言でいえば「わかりにくい小説」ということです。
プロローグとエピローグを後から書き足したようですが、これは明らかに失敗だと思います。
特にプロローグでは、最後まで読まないと意味が掴めない単語がたくさん出てきます。
作者はおそらく、読者が最後まで読んだらもう一度最初から読み直すことを想定しているのでしょうが、私はそういう「読者に特定の読み方を強いる小説」は嫌いです。
「本屋大賞」にノミネートされたそうですが、こんな作品がノミネートされるような賞ってどんな賞なんだろうと疑問に思ってしまいました。
- 2007/07/07(土) 23:59:59|
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海の底/有川浩
ちょっと厚めの本ですが、冒頭の5ページ目でいきなり異常事態発生です。
それも「巨大ザリガニ」が潜水艦を襲撃するという、なんともはや・・・。
[海の底/有川浩]の続きを読む
- 2006/11/15(水) 23:31:51|
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