哲学的な何か、あと科学とか/飲茶

哲学的な何か、あと科学とか/飲茶
哲学的な何か、あと科学とか/飲茶
哲学的な何か、あと科学とか/飲茶

筆者の同名のウェブサイトをそのまま書籍したものです。
ウェブサイトの方は更新が進んでいますので、最新の話題はそちらを見たほうが良いでしょう。

二重スリット実験の話で、『電子一個を飛ばした場合、スクリーンにはポツンと点が現れる。これは、電子一個を飛ばしたのだからその一個が当たった場所が「点」として写るということで、当たり前の話である。』とあります。
確かに当たり前の話なのですが、電子銃とスリットとスクリーン上の点が一直線にならないのはなぜなのか説明がありませんでした。

多世界解釈の話では、『多世界なんて日常的な感性では受け入れられない』とあります。
私は別に悩むことなく受け入れられますが、『SFだ!ナンセンスだ!トンデモだ!』と否定すること自体がナンセンスだと思いました。

結局、科学は、いくつかある宗教の一つと同じで、信じるかどうかの問題になってしまったようです。

  1. 2008/06/06(金) 23:59:59|
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葉っぱのふしぎ 緑色に秘められたしくみと働き/田中修

葉っぱのふしぎ 緑色に秘められたしくみと働き/田中修
葉っぱのふしぎ 緑色に秘められたしくみと働き/田中修
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一般向けに書かれたサイエンス本ですが、ところどころ「トンデモ本」のにおいがしてきます。

この本の中に「真っ暗の中で葉っぱは何色?」という章があります。
普通、物の色を聞かれたら、白色の光を当てたときに何色に見えるかを答えるはずです。
ですから、光を当てない真っ暗な状態で、葉っぱ自身が発光していないのなら、黒色に見えるか、何も見えないとしか答えようがありません。
おそらく、葉っぱに白色以外の光を当てたときに何色にみえるかを説明したいがために、黒色の場合を例に出したのでしょうが、余計にわかりにくくなっています。
逆に、光合成に必要な光がなぜ赤色と青色の2つなのか、という疑問には答えてはいません。

ところで、光合成には二酸化炭素が必要ですが、現在の大気中の二酸化炭素の濃度は光合成に足りているのでしょうか。
実験によると、二酸化炭素の濃度を増やすと光合成は促進されるそうです。
この本にも書いてありますが、現在の大気中の二酸化炭素の濃度では光のエネルギーの30%ぐらいしか光合成に使えず、残りは捨てているそうです。
もっと緑を増やしたかったら、そしてもっと植物資源(食料、バイオ燃料)を増やしたかったら、大気中の二酸化炭素の濃度を増やすべきなのです。
しかし、このご時世に「大気中の二酸化炭素の濃度を増やすべきだ」などと書いたら、発禁本にもなりかねませんね。

  1. 2008/05/24(土) 23:59:59|
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わたしたちはなぜ科学にだまされるのか/ロバート・L.パーク

わたしたちはなぜ科学にだまされるのか/ロバート・L.パーク
わたしたちはなぜ科学にだまされるのか/ロバート・L.パーク
わたしたちはなぜ科学にだまされるのか/ロバート・L.パーク

日本語版のタイトルは誤解を招きそうです。
正しくは『わたしたちはなぜ「インチキ科学」にだまされるのか』とすべきでしょう。
日本のメディアがほとんど語らない「国際宇宙ステーション」の問題点はちょっと目からウロコでした。

  1. 2008/04/08(火) 23:59:59|
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内臓感覚 脳と腸の不思議な関係/福土審

内臓感覚 脳と腸の不思議な関係/福土審
内臓感覚 脳と腸の不思議な関係/福土審
内臓感覚 脳と腸の不思議な関係/福土審

下痢や便秘などを繰り返し起こすのに、胃腸の検査をしても原因となる病気がみつからないのが過敏性腸症候群(IBS)です。

タレントの若槻千夏がこのIBSだった(今も?)らしいです。
タレント活動を休止して米国に渡ったのも、このIBSの治療のためではないかとも言われています。

このIBSの専門家が一般向けに書いた解説書です。
しかし、専門的な内容が多くて読み通すのに苦労しました。
  1. 2008/02/10(日) 23:59:59|
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エレクトリックな科学革命/デイヴィッド・ボダニス

エレクトリックな科学革命/デイヴィッド・ボダニス
エレクトリックな科学革命/デイヴィッド・ボダニス
エレクトリックな科学革命/デイヴィッド・ボダニス

文系の人のために書いたのでしょうか、数式や図を使わずに文章だけで説明しています。
しかし、理系の私にはこれが逆にまどろっこしくていらいらしてきます。

モールスやエジソンやチューリングの人間臭い一面を紹介するのは読者へのサービスなのでしょうか。
雑学の本なら必要でしょうがサイエンス本には不要です。
  1. 2008/01/13(日) 23:59:59|
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生命とは何か/E.シュレーディンガー

生命とは何か/E.シュレーディンガー
生命とは何か/E.シュレーディンガー
生命とは何か/E.シュレーディンガー

50年以上も前の本ですが、物理学の大御所が畑違いの分野である生物学に何を見つけたのか?とても興味が湧きました。
当時はまだDNAは発見されておらず、生命の本質が何なのかはまだ良くわかっていませんでした。
そんな状況でこれだけ大胆に自論を展開できるのは天才のみが成せる技なのでしょうか。

余談ですが、シュレーディンガーはペドフィリア(いわゆるロリコン)だったことでも有名です。
当時も今もロリコンそのものには罪は無いのですが、シュレーディンガーが今の世界に生まれていたらさぞかし生きにくい世の中だったでしょう。
  1. 2007/10/31(水) 23:59:59|
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生物と無生物のあいだ/福岡伸一

生物と無生物のあいだ/福岡伸一
生物と無生物のあいだ/福岡伸一
生物と無生物のあいだ/福岡伸一

科学本というよりはエッセイでしょう。
特に、ニューヨークやボストンの街の描写などは科学者とは思えないほど詩的です。
また、分子生物学の最先端や学会の裏話など興味深い話がたくさんあって飽きさせません。
  1. 2007/10/11(木) 23:59:59|
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暗号の科学/熊谷直樹

暗号の科学/熊谷直樹
暗号の科学/熊谷直樹
暗号の科学/熊谷直樹

最初の「暗号の歴史」はなかなか面白かったのですが、「暗号の仕組み」やインターネットで暗号がどのように使われているかなどの話となると、数式がたくさん出てきてお手上げ状態でした。
  1. 2007/07/13(金) 23:59:59|
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アリはなぜ、ちゃんと働くのか/デボラ・ゴードン

アリはなぜ、ちゃんと働くのか/デボラ・ゴードン
アリはなぜ、ちゃんと働くのか/デボラ・ゴードン
アリはなぜ、ちゃんと働くのか/デボラ・ゴードン

副題には「管理者なき行動パタンの不思議に迫る」とあります。
アリが社会性を持つ昆虫であることは知られていますが、中央集権的ではなく管理者がいないという事実には驚きました。
「女王アリ」はいますが、彼女は人間社会の女王とは違い、他のアリに命令を出すことはしないそうです。

訳文が硬く、ほとんど直訳です。
昆虫学者の観察記録がほとんどなので読んでいても退屈です。

エピローグでは著者の考察があり、最後に訳者で生物学者でもある池田清彦氏の解説が載っていますが、ここだけ読めば本文は読まなくてもいいかもしれません。
著者がネオダーウィニズムの考え方でアリ社会を考察しているのに対し、訳者は構造主義生物学という立場で研究成果を考察しています。

それでなくて退屈な内容なんだから、後出しジャンケンみたいに解説で著者を批判する暇があったら、訳文を何とかしろよといいたくなります。
  1. 2007/06/19(火) 23:59:59|
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皮膚感覚の不思議 「皮膚」と「心」の身体心理学/山口創

皮膚感覚の不思議 「皮膚」と「心」の身体心理学/山口創
皮膚感覚の不思議 「皮膚」と「心」の身体心理学/山口創
皮膚感覚の不思議 「皮膚」と「心」の身体心理学/山口創

最近のブルーバックスは安易な作りの物が多いですね。
内容に問題があるとまでは言いませんが、どこかの教科書を参考にして書いて、著者自身の研究成果はないようです。
  1. 2007/06/05(火) 23:59:59|
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